就労支援を通じて共に成長し続ける

入社時期:2023年12月1日
名前:長谷大志
部署•チーム名:就労支援員

これまでの経験を活かし、新たな挑戦へ

2023年12月に入社し、現在は就労支援員として、障がい者雇用を希望する利用者様の支援を行っています。
企業見学や体験実習の手配、ハローワーク同行、履歴書の添削、模擬面接などを通じて就職活動をサポートし、就職後の定着支援にも携わっています。

もともと介護福祉の分野で働き、特別養護老人ホームや就労移行支援事業所での生活支援員・職業指導員・サービス管理責任者補佐(サビ管補佐)など、多様な支援業務を経験してきました。

介護の現場では、利用者様の「叶えたい夢」を実現するための支援を、就労支援では、「働き続ける力」を育むサポートを行ってきました。

この経験から、「誰かを支える仕事をする人こそ、長く安定して働ける環境が必要ではないか」と考えるようになりました。

転職を考えていた際に、デジタル分野に特化した就労支援という新しい取り組みを知り、見学や面談を通じて、意見が活発に交わされ、スタッフ同士が支え合いながら働ける環境であることを実感し、ここで挑戦したいと思いました。

支援の形を模索し続ける日々

現在の仕事では、利用者様が「どのように働きたいか」を自ら考え、選択する力を育むことを重視しています。
そのため、支援の場面では「自己発信を尊重すること」「自身で判断する力をつけること」を意識しながら関わっています。

一方で、支援の難しさを実感することもあります。例えば、無断欠席が続いた利用者様の退所手続きでは、支援員としてどこまで関与すべきかを考えさせられました。
しかし、「支援員がすべてをコントロールするのではなく、利用者様自身がより良い選択肢を見つけられるような提案をすることも大切」だと学びました。

また、ある利用者様が突然帰宅しようとした際、泣きながら本音を打ち明けてくれたことがありました。
その時、「これまでの支援のやり方が本当に正しかったのか」と深く考えました。「支援員」として接するのではなく、もし友人だったらどうするか? という視点で向き合うことで、より本音で話せる関係が築けると実感し、それ以来、より利用者様の気持ちに寄り添うことを大切にしています。

現在は就労支援員としての業務に加え、「支援員が自分らしく働ける環境を整えること」にも関心を持ち、キャリアコンサルの勉強をしています。
利用者様を支える支援員が安心して働ける環境こそが、より良い支援を生み出すと考えています。

後輩へのメッセージ

「1人で悩まない職場」一緒に考え、成長できる環境があります

新しい環境に飛び込むのは不安もあると思いますが、ここでは気になったことを気軽に相談できる環境があります。
もちろん、すべてが自分の思い通りになるわけではありませんが、「1人で悩む時間」が少なくなる職場だと感じています。

また、自分の考えや気持ちを開示することを恐れずに、まずは相談してみてください。
遠慮しすぎると、支援の現場でもチームワークが機能しづらくなってしまいます。ここには、「どうにかしよう」と一緒に悩み、考えてくれる仲間がたくさんいます。

個性豊かなスタッフが多く、意見も活発に交わされています。
切磋琢磨できる環境の中で、自分自身も成長できるはずです。一緒に、利用者様の未来を支えながら、自分のキャリアも広げていきましょう。

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